内閣総理大臣補佐官で、安倍総理の国葬の葬儀実行幹事会首席幹事を担当している森昌文さんが今注目を集めていますね!
森昌文さんは東京大学を1発合格で入学し、国土交通省の局長を務めるなどインフラ業界で多大な功績を残してきた人物です。
今回は、そんな日本の道路畑のエキスパートとして名高い、森昌文さんの経歴やどんな実績を積まれてきたのか分かりやすくまとめて参ります!
森昌文の学歴や経歴のプロフィールまとめ!
名前 | 森昌文 |
年齢 | 63歳 |
生年月日 | 1959年1月3日 |
出身地 | 奈良県 |
出身校 | 東京大学工学部土木工学科 |
現職 | 内閣総理大臣補佐官(国土強靱化及び復興等の社会資本整備並びに科学技術イノベーション政策その他特命事項担当) |
森昌文さんの経歴は、東京大学の工学部を一発合格で入学し、卒業後は建設省にそのまま入省。その後は国土交通省の道路局高速道路課長に任命されるなど、日本の道路畑のエキスパートとしてキャリアを歩まれてきました。
そんな凄い経歴をお持ちの森昌文さんですが、現在は道路などのインフラ関係ではなく内閣総理大臣の補佐官を担当し、さらには安倍元総理の国葬儀葬の実行幹事会首席幹事を務めています。
森昌文の学歴は東京大学工学部卒業後に建設省に入省!
森昌文さんの出身高校は、地元の奈良県奈良市にある東大寺学園高等学校という私立の男子中高一貫校の出身でした。
同じ高校の出身者の中には、
・ウェザーニュースでお馴染みの気象予報士の阿部大介さん
・お笑い系人(オクラホマ)の河野真也さん
・元アナウンサーの久保弘毅さん
・俳優の山西淳さん
など著名人が数多く在籍しています。政治関係では、公明党顧問の白浜一良さんや、国土交通省航空局長の久保田雅晴さんなど多くの重鎮がいました。
高校卒業後は、東京大学工学部に一発合格し、土木工学科・測量研究室にてインフラについて徹底的に学び1981年に大学を卒業したタイミングでそのまま建設省(現在の国土交通省)に入省し、道路畑のエキスパートとしてのキャリアをスタートさせました。
森昌文の経歴がインフラ業界のエキスパートすぎて凄い!
1981年に建設省に入省してからの森昌文さんのキャリアは凄まじく、まさに”インフラ業界のエキスパート”と言っても差し支えないほどの経験と経歴を歩まれてきました。
1981年:大学卒業後、建設省に入省、
1998年:アメリカ合衆国運輸省道路庁に出向、帰国後は建設省土木研究所ITS研究室長、国土交通省九州地方整備局福岡国道工事事務所長を務める。
東京大学に一発合格するだけでも凄いことですが、入省できる倍率が5~20倍と言われる国家公務員にそのまま入省できる成績を持ち合わせているだけでもめちゃくちゃエリートですよね!
建設省は現在でいう国土交通省になるのですが、それまでは日本の道路畑を改革するためにアメリカに出向き、帰国してからはITS研究室(高度道路交通システム研究室)という機関の室長を担当したほか、数々の実績を納めてきました。
最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でネットワークすることにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的に構築する新しい交通システムです。
ITSと聞くとちょっと難しいですが、カーナビやETC、信号、バス等の案内、緊急車両の管理などなど日本の道路を走る上では欠かせない色々なシステムを開発・運用している重要な機関なんですね。
森昌文の国土交通省時代の経歴や振興活動について
2010年4月:国土交通省道路局高速道路課長、2013年に大臣官房技術審議官にそれぞれ就任
2014年:国土交通省近畿地方整備局長に就いた際には「京都・若狭・琵琶湖周回道路活用協議会」会長として『京都・若狭・琵琶湖周回ドライブキャンペーン』と題する京都府・滋賀県・福井県の周辺観光振興企画に携わる。
2015年:国土交通省道路局長、2016年に技監を歴任
2018年7月31日:国土交通事務次官へ昇格(翌2019年7月に退任)
森昌文さん自身も凄いドライブが好きということもあって、近畿地方の国土省の整備局長についた際には、地方観光の振興企画にも積極的に関わっていました。森昌文さんは1日で300kmぐらい走る日もあるぐらい道路を走るのが好きなんだそうですよ。
森昌文の経歴は東大教授や高速道路会社の社長もやっていた?
国土省を中心に様々な活動をされていた森昌文さんですが、2019年からは東京大学や、立命館大学の教授。さらには福井県システム工業会の顧問や、東日本高速道路株式会社の代表取締役と執行役員も経験していました!
2019年11月:東京大学客員教授、立命館大学客員教授。同年12月一般社団法人福井県情報システム工業会顧問。公益社団法人日本道路協会理事等も歴任
2020年6月25日:東日本高速道路株式会社 代表取締役兼専務執行役員に任命される(2021年12月31日に退任)
20年近く、国土省を元とするインフラ業界に関わってきましたが、その実績を認められたこともあって、過去には東京大学の教授や、東日本高速道路株式会社の代表取締役や役員に任命されるなど活躍の幅をさらに広げていました。
日本の高速道路の会社の社長役員まで歴任していたとは驚きですよね!
2022年1月1日:内閣総理大臣補佐官(国土強靱化及び復興等の社会資本整備並びに科学技術イノベーション政策その他特命事項担当)に任命される
2022年7月:故安倍晋三国葬儀葬儀実行幹事会首席幹事。
役員を退任した後は、岸田内閣の総理大臣補佐官として、日本のインフラ業界のトップとも言える国土強靱化及び復興等の社会資本整備を中心とした特命事項の担当に任命されました。
安倍元総理との親交や岸田さんからの信頼もあったのか、安倍元総理の国葬の責任者として幹事も任されるなど人望も厚い人物だったのでしょうね。
森昌文は超がつくほどの道路マニア!ETCの導入にも貢献していた!
これまでインフラ業界で数々の実績と経歴を歩まれてきた森昌文さんですが、実はかなりの道路マニアとしても有名で、過去には2007年に放送された「タモリ倶楽部」に出演し、全国一般国道ランキングをやっていました笑
2007年放送のタモリ倶楽部・全国一般国道ランキング見る。
現役の国交省道路事業調整官の森昌文氏が省に無許可で出演、国道を解説。
後に事務次官なってた😂 pic.twitter.com/z1E2heJUC9
— ekkamai51 (@ekkamai45) March 28, 2021
国土省に出演許可を取らずにそのまま出演しちゃっていたらしく、道路が好きすぎて過去のインタビューでは、
福島の安達太良山や青森の八幡平の道路はセクシーだなあと思います。自然の中に溶け込んでいて、なだらかな起伏があって……。北海道にもたくさんありますけれども、そんな道路は走っていて楽しいですね。
というほど、道路に愛情を注げているようです笑
さらに、森昌文さんは、「ETC」という”高速道路で自動料金徴収するシステム”の全国配備や導入を進めた凄い人でもあるんです。
これは私の数少ない自慢ポイントなんですが(笑)、自動料金収受システム、ETCの導入や普及に取り組んでいたんです。ETCの仕組み自体は三菱重工さんの特許なんですが、あれを全国に配備したりそれをみなさんに買っていただいたりという、そういう取り組みをしました。
ETCが導入されるまでは、高速道路に乗っても料金所付近で大渋滞がいつも発生していて、しかも距離によって料金が変わることもなかったので短距離だととっても不公平を感じていた方も多かったのではないでしょうか?
今やほとんどの車に搭載されているETCですが、それを牽引したのが森昌文さんだったとは知りませんでしたね。
森昌文の経歴についてまとめ!
森昌文さんの経歴についてまとめてみましたが、細かく経歴を辿っていくと、日本のインフラ業界において多大な貢献をされてきた人物だということがよくわかりましたね!
・東京大学工学部を1発合格。
・卒業後は建設省(国土交通省)に入所
・国土省の局長を歴任。
・ETCなどの日本の道路交通に欠かせない仕組みを導入推進してきた
・東大の教授や、東日本高速道路株式会社の代表取締役も経験していた
・総理大臣の補佐官や国葬の幹事も務めるなど人望も厚い
などなど、学生時代の経歴からとてつもないエリートだということがわかりましたね。
さらには森昌文さんは、大の”道路マニア”で、
道路って“セクシー”じゃないといけないと思うんですよ。色っぽい道路というのがあって。景色がよくて、その風景の中にうまくマッチングしている道路といえば伝わりますかね(笑)。
という台詞をインタビューで答えてしまうほど道路を愛していることがわかりましたね。道路がセクシーなんていう表現を使うほど変態的な道路マニアだからこそ、日本のインフラにおいてここまで多大な貢献をされてきたのかもしれませんね。