安倍元総理を襲撃した事件の犯人として逮捕された山上哲也容疑者の母親が近く謝罪会見を開きたいというコメントを発表し話題になっていますね
山上徹也容疑者の母親は統一教会の熱狂的な信者で、家庭が崩壊するほど宗教へのめり込んでしまっているということでネット上でも騒然としていました。
今回は、山上徹也容疑者の母親であるA子さんがなぜここまで宗教にハマってしまったのか、その経緯についてまとめて参ります!
山上徹也の母親は高学歴のゼネコンお嬢様
元々山上哲也容疑者の母親は、島根県庁勤務の父親と、専業主婦の母の間に生まれた二人の姉妹のうちの長女として誕生しました。
両親ともに有名大学を卒業し、山上容疑者の母親も、県立奈良高校を卒業し、大阪市立大学に入学。
大阪市立大学は、大阪市住吉区に本部を置く公立大学で、関西・近畿地方では偏差値55~67と学部によっては難関校の偏差値水準を誇る大学です。
「おじいちゃんは小さな建設会社を営んでらしたんだけど、有名大学を出た優秀な方で、大阪の土木関係の下請け団体の会長を務めていました。ゼネコンからトンネル工事をいくつも受けていて昔から景気がよくってね。娘さんは2人とも優秀で、どちらもあの時代に有名大学を卒業しています。徹也くん(山上容疑者)のお母さんはお姉ちゃんで、妹さんは医者になっています」
また、山上徹也容疑者のの母親の父親は、奈良県の建設会社の社長を務めていて、ゼネコン関係の会長も務めるなど、山上徹也容疑者の母親の生い立ちは、ゼネコンお嬢様でかなり裕福な家庭で育っていたようですね。
山上徹也の母親の依存体質がヤバすぎる!
そんな裕福な家庭で育ってきた山上哲也容疑者の母親ですが、1970年代末に実父の建築会社に入社した京都大学卒業の一般男性と結婚し、東大阪市内の一軒家で暮らしていました。
子供も生まれ、幸せな結婚生活かと思われましたが、実は、夫はお酒を飲むと人が変わる男性だったことが判明し、その度に夫からの暴言に耐える日々だったそうです。
山上容疑者の母は次第に「朝起き会」という宗教にハマり出しました。
当時2~3歳ぐらいだった息子の徹也さん達を放り出して朝の5時とかに出かけてしまうことも多々あったそうです。
夫とはいつも口論が絶えず喧嘩ばかりの日々だったそうで、また子どもたちが幼い頃にその夫はうつ病とアルコール中毒で自殺してしまいました。
山上容疑者の母や子供たち3人を連れて奈良県の実家に戻りますが、山上容疑者の祖父も亡くなってしまいます。
祖父の遺産は母親が相続したのですが、実家を売って奈良市内を転々とする生活を送っていたのですが、母は夫や父が居なくなった寂しさを紛らわすかのようにどんどん宗教にのめり込み、親族や友人もお金を無心するように。
山上容疑者の母親は、最終的に5000万円以上あった資産を全て失い、破産してしまいました。
山上徹也の母親が入信した「朝起き会」とは?
山上容疑者の母親が入信した「朝起き会」とは、実践論理宏正会の活動の一つで、朝5〜6時などの早朝から1日の心構えとして「朝の誓」を参加者で唱和して、積極的な活動を誓う宗教です。
【朝起き会とは・・・】
朝起き会とは、戦後まもなく設立された実践倫理宏正会のことで、朝起会と呼ばれる早朝の活動をメインに会員数は400万人を超えるといわれる。
「生活倫理を実践する社団法人ということになっており、宗教団体であることを否定しています。しかし、事実上の宗教ではないかと指摘する声もある」(宗教事情に詳しい記者)
出典:https://matomame.jp/
会員数が400万人もいるというのが凄い規模ですよね。まだ朝起会の会費は2000円ほどで寄付もそこまでの額じゃなかったそうなのですが、山上容疑者の母親の宗教への盲信は半端じゃなかったらしく、子供を置き去りにしてしまうことも多々あったそうです。
「実はお母さんが『朝起(あさおき)会』という宗教にはまっていたんです。子育てをほっぽらかしにしていて、朝の5時とかに出かけてしまうんです。当時、2歳か3歳かの男の子が冬も裸足で家の外に出てきて、泣きながら母親を探してるんですわ。ご主人もなんもせんとね。おしっこやうんちで重くなったおむつをはいているから、半ケツ状態でかわいそうでした」
山上容疑者の母親は度が過ぎるほど真面目に宗教にのめりこんでいたようですね。
これに激怒した夫は母と口論になり、夫も心配して妻を車で追いかけて止めようとしたこともあったのですが、その時に事故に遭ってしまったりと散々だったようです。
山上容疑者の母親が宗教まみれになることにノイローゼになってしまった夫は、アルコールに依存するようになり、そのままうつ病を患い、近くのマンションから飛び降りて自殺してしまいました。
「奥さんが相当宗教に入れ込んでしまったみたいで、旦那さんはノイローゼやったようです。最後は近くのマンションから飛び降りて自殺しはってね、それは近隣で話題になりましたわ。それから1年と経たず、一家は引っ越していかれました」
その後は統一教会に入信するようになり、資産を全てつぎ込んでしまうことになるわけですね。
山上徹也の母親は「統一教会」の猛烈な信者に
父と旦那を失ってしまった山上容疑者の母親は、一家で奈良市内の祖父の家に身を寄せていました。
仕事は、父に代わり実家の建設会社の取締役に就任し、経理を担当していましたが、そのタイミングで統一教会に入信したようですね。
「教会への入信以降、母親は会社の金を使いこみ宗教にのめり込んでいったとみられる。山上容疑者は大学進学を夢見ていたが経済的な事情から専門学校に進学。学費は夫側の親戚が工面している。その後、海上自衛隊員になった山上容疑者は自殺未遂をして病院に運ばれた。さらに追い討ちをかけるように兄が数年前に自殺している」(捜査関係者)
山上容疑者の母親の父が経営していた建築会社は、1996年度まで黒字が続いていた会社でした。
しかし、母親が社長を引き継ぐ前年の1997年度には4000万円を超える負債を抱えるようになり、その後銀行からの融資も認められなくなったそうです。
そして、2002年には母親が自己破産。2009年から2017年までは、統一教会側も連絡が取りづらい状態でとても悲惨な生活を強いられていたようです。
また、息子の山上徹也容疑者の学費は、亡くなった夫側の親戚が工面してくれていたそうです。
最愛の母がここまで宗教にのめり込んでしまう様に絶望するも母との縁を切れず、今回の事件に発展してしまったようです。宗教にのめり込むと本当に恐ろしいことになってしまうので本当に怖いですよね。