歌手・タレントのGACKTさんが、2021年9月8日に体調不良による無期限活動休止を発表しました。
幼少期から抱えていた神経系疾患の持病が悪化してしまい、一時は意識を失うなど重篤な状態になってしまったGACKTさんでしたが、現在は重度の発声障害が出ている状態とのことです。
今回は、GACKTさんが幼少期から患っている神経系疾患は一体どんな病気なのか?体調不良の原因はなんなのか情報をまとめてまりたいと思います。
GACKTの持病の精神系疾患の病名は?重度の発生障害が発生!
GACKTさんの体調不良の原因は、「神経系疾患が原因」とされています。
神経系の病気と言っても、病状の違いによって様々な種類があります。
【主な神経系疾患の病気の種類】
- 脳卒中、急性脳症、てんかんなどの脳神経の病気
- アルツハイマー病
- 運動失調症
- ニューロパチー
- 中枢神経系の異常・感染症
- 脳・脊髄の発生異常
- 神経細胞性腫瘍
- パーキンソン病(PD)
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- レビー小体型認知症
- 進行性核上性麻痺
- ピック病
- 多発性硬化症
- 重症筋無力症
など、
と、このように数を挙げるとキリがないほど神経系の病気だけでもかなりの種類があります。
2021年9月8日に公開されためざまし8の記事で記載された酒井内科・神経内科クリニックの酒井宏一郎院長によると、GACKTさんは、声が出せないなどと言った症状があることから、
- 【多発性硬化症】
→手足がマヒし、目が見えなくなったり、声が出なくなるという症状があり、呼吸などにも影響するという。突然、悪化することもある。
- 【重症筋無力症】
→筋肉が疲れやすくなって、物が二重に見えて食べ物が飲み込めなくなり、ひどいと呼吸ができなくなる病気。
のどちらかを発症してしまっているのではないかと言われています。
神経系疾患を発症するとどんな症状が出るの?
GACKTさんはこの神経系の異常により声が出せなくなるなど、とても恐ろしい症状を持つ神経系疾患の病気ですが、
実際に脳や神経系の疾患を発症すると様々な症状を発症するようです。
【神経系疾患で起る主な症状】
- けいれん
- 頭痛
- 身体の脱力
- ろれつが回らない
- 物が二重に見えるなど視力に問題が出る
- 物忘れがひどくなる
- 痺れや震え、手足が勝手に動く
- 筋肉の痛みや痩せ
- めまいや、意識障害
など、様々な症状を引き起こし、重度になると意識を失ってしまったり、命に関わる重大な問題を引き起こすと言われています。
GACKTさんは今回、意識障害を発症して一時は重症にまで悪化しましたが、現在は、無事意識を取り戻して上手く声が出せない状況にあるとのことですので、回復には向かってるとのことですが、かなり心配になりますよね・・・。
GACKTの持病の悪化による体調不良の原因まとめ
神経系疾患がきっかけで一時は命にかかわる状態になり、体重も10キロ近くも落ちて重度の発声障害が残ってしまったGACKTさんが、幼少期から抱えていた持病は、多発性硬化症か重症筋無力症の可能性が高い事がわかりました。
(※GACKTさんの持病の詳しい情報がわかりましたら追記させて頂きますね!)
今回、GACKTさんが発症してしまった可能性がある神経系疾患は、どのような人に発症しやすい病気なのか調べてみたところ、
多発性硬化症・・・
多発性硬化症は20~40歳で発症する場合が最も多いですが、 女性にいくぶん多くみられます。 小児の多発性硬化症はまれです。 多発性硬化症のほとんどの人では、健康状態が比較的良好な期間(寛解)と症状が悪化する期間(急性増悪または再発)が交互にみられます。
重症筋無力症・・・
発症年齢は、5歳未満に一つのピークがあり全体の7.0%になります。 その後、女性では30歳台から50歳台にかけてなだらかなピークがあり、男性では50歳台から60歳台に発症のピークがあります。 特別な地域や職業歴と重症筋無力症発症の因果関係はありません。
また他にも、GACKTさんは幼少期の10歳前後の頃に精神疾患を患ってしまい隔離病棟に居た過去を持っていることも明らかになっています。
GACKTの持病悪化による体調不良でネット上の声は?
今回のGACKTさんの突然の体調不良にSNSや掲示板などのネット上では、「早く直ってほしい」「幼少期からの神経疾患ってなんだろう・・・」などGACKTさんの容態を心配する声が多数寄せられていました。
体調不良から数日たった現在でも、GACKTさんの声はまだ戻らないとのことですので、1日でも早く回復してくれる事を祈りたいですね。